皆様、こんにちは。こんばんは。
予報では20℃を超える…なんて言っておりましたが
地味に寒く、時折強風に雨の強まる一日でした。
そしてお腹の調子は悪いままです。
さて、たまには実験的なブログを記します。
プラモを制作する際にゲート処理を行うのに
「OLFA アートナイフ 曲刃」を使っております。
かれこれ…2年位でしょうか?
それまでは普通のデザインナイフの刃を使っておりましたが
曲刃を知ってからは物凄く便利で愛用しています。
直刃より曲刃の方がプラに当たる面が限られているので
綺麗に削る事が出来るのです。
しかし…感覚的にはガンプラを3~5個も作ると
ナイフの切れ味が落ちるのを実感します。
スグに交換するのが一番良いのですけど
曲刃も1枚200円くらいするので…地味にコストがかかります。
という事で、節約(貧乏…)発想ですが
刃物を研ぐ「砥石」を使えば切れ味が復活するのでは?
こんな疑問に挑戦してみます。
…と意欲的な事を記しておりますが
実は昔、レザークラフトを行っていた時に使っていた
断ちナイフ(OLFAの大きなナイフ)で試した事があるので
結果は何となくわかっているのですよねぇ~
研げます。
とりあえず続きます。
使うのはダイソーで見つけたコチラの砥石です。
ダイヤモンドシャープナー…っぽモノもございましたが
売り場で少し悩んだ結果、一般的な砥石を選びました。
アートナイフの刃の角度から考えると
ノーマルな砥石の方が刃を研ぎやすいと思ったからです。
両面に番手の違う砥石が配置されています。便利。
刃の切れ味が悪くなる理由が図解されています。
パッケージ箱側面の小窓から両面砥石を確認する事が出来ます。
色が違いますが、一応砥石の肌触りで番手の違いが判ります。
使い方がパッケージ箱に記されております。
…
いきなり使い方を間違って研いでしまったのですけど
砥石を軽く水に浸しただけで使い始めてしまいました…
まぁ、いいか。
あと、そこまで刃こぼれしている訳でも無いので
中目でいきなり研ぎました。
ひょっとしたらもっと細かい目(仕上げ目)の砥石もあるのかもしれませんが
お店にはコチラしか無かったのでやむを得ません。
一応…使い古した刃が残っていたので撮影してみましたが
画像で刃こぼれ、切れ味の落ち具合は分からないですねぇ。
ピンボケしてますが、砥石を水に浸し
ナイフも濡らして何とな~く両面を研いだのがコチラの画像です。
大体、5分くらい研いでみました。
研ぐ際に刃に抵抗を感じるので、その分が切れ味の落ち具合なのかな…
なんて思いましたが
やはり、中目より細かい砥石の方が良い気もしました。
これだけでは何も証明が出来ませんので
爪楊枝を用意して、それで切れ味の違いを比べてみました。
爪楊枝へV方向に曲刃をあてがって2~3回なぞってみた結果がコチラ。
一応文字を入れましたが砥石で研いだ後の方が
Vの切れ目が大きく、やや深く切る事が出来ました。
感覚的ですけど、研ぐ前でも一応刃が爪楊枝に入ります。
しかし、研いだ後の刃は同じ位の力の入れ具合でも
爪楊枝に刃が入っていくので力が伝わりやすい…感じです。
この後、実際にプラモのパーツのゲート跡を削ってみましたけど
研いだ後の方が切れ味が良かったので
とりあえず…砥石でアートナイフ・曲刃を研ぐと
切れ味が復活するのは間違いありません…多分。
ちなみに前記しましたが
レザークラフトで使っていた断ちナイフの刃も
ダイヤモンドシャープナー(100円商品)で研いでみたら
切れ味が復活したので結果は同じ…とは知ってました。
革を切るときの方が切れ味の違いが実感出来ましたから。
でも、切れ味が復活したナイフを使うにも
ガンプラ…2個くらいが切れ味の限界じゃないかな?という気もしますので
多少の延命措置、ガンプラ3~5個作るたびに
ナイフの刃を交換するコストも地味に辛いなぁ~という方(僕)には
とりあえず効果のある方法だと思います。
あと、僕は若干切れ味の落ちたナイフも
結構使うのが嫌いではない…という理由もございますが。
砥石を使う時間も無駄にしたくない!と思う方には
入浴中、浴槽に浸かっているいるときにでも刃を研げば
時間の節約にもなる…かと思います。
でも、こんな節約志向な僕でも
ニッパーの刃を砥石で研ぐ…という事は試しておりません。
棒やすりタイプのダイヤモンドシャープナーなら
ニッパーの刃も研げそうですね…やりませんけど。
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