昨日に引き続き今回のブログでも
完成したばかりの「烈風羅漢 (レプラカーン)」の制作過程をお伝えします。
本日は塗装の様子です。
今回も長くなりそうなので2~3回に分けてお伝えします。

まず、黒サフをエアブラシで噴きました。
その状態で仮組みしてみましたが、真っ黒状態もカッコいいですねぇ。

噴き残しがございますが…
この後、隠ぺい力の強いアクリルガッシュで筆塗りするので特に気にしないでおきます。
クリアパーツの羽も塗装するので、もう見る影もございません。

そういえば、このエアブラシ塗装の前に
ハンドピースを初めて分解クリーニングしてみましたが
使い心地が全く違いました!
エアブラシで全塗装を行っている訳ではございませんが
度々、細かく洗浄しておく必要があるなぁ…と実感しました。
まぁ、1度やっておけば後々洗浄の方法も分かるので
今後は手間取る事は無いでしょう。

まず、ボディ全体にある赤配色の部分を塗り
その後にメインカラーのオレンジを足の部分から筆塗りし始めました。

元々のレプラカーンの配色だと赤部分が意外と少ないので
最初に赤を塗ってみて、その後に色パターンをオリジナルで考える事にしたのです。

下半身部分をある程度塗り終えた状態です。

ご覧の通り、元々設定の赤部分は…実はこの位しかありませんでした。
画像がありませんが、後は手の手甲パーツ・シールド部分が赤という位です。

再度、上下半身を分けて塗り進めました。
胴体と羽・オーラコンバーター接続部分は接着してしまったので
分けて塗らないと…かさばって面倒だったのでした。

今回、この烈風羅漢を塗り進めていて実感したのが
自分の筆塗りスキルが1段階上がったかな?という事ですね。

後ろはこんな感じです。
参考になるモノが無いので自分なりの塗り方を行っているので
自分の感覚だけで何とも言いようもございませんが…

この烈風羅漢の一つ前に完成させたレギンレイズジュリア(上の画像)も
試行錯誤しつつ筆塗りしましたが
塗る面積が多く、同じパーツも多くて非常に苦労しました。
しかし、レギンレイズジュリアで多く・広い部分を筆塗りした結果
表現の要領を掴めた…のでしょうか?
今回の烈風羅漢を塗る際にはパーツが小さく感じて
(実際、比較したら小さいのですけど)
筆塗り表現がしやすく感じたのです。
艶消しスプレー白化失敗から5年を経て模型製作復帰して、
この2年くらいはず~~っとイラスト風模型を作り続けました。
でも、筆塗りしている最中に思う事というのが
「イラスト風模型の筆塗りってなんだろう?」という疑問でした。
イラストの技法で筆塗り、イラストっぽく見える表現、
という気持ちで実践しているつもりですけど
正解が無いというか…
塗っている本人からするとイラスト風に塗装出来ているのか?
という自問自答が湧き出てくるのです。ほぼ毎回。
ですが、今回の烈風羅漢の筆塗り途中に
「あ、自分の理想の筆塗り表現が出来つつあるのかも」という
チョットした手応えを下半身部分を塗っていて掴めたのでした。

完成画像はこういう感じになったのですが
GUNSTAにも投稿してありますので
またリンクを貼っておきます。
https://gumpla.jp/hg/459678
巧く塗れるようになってきた実感がありつつも
この後…上半身パーツ等を塗り始めて
やっぱり、厚塗り筆塗り表現は辛いなぁ~と思うのでありました。
次回に続きます。
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