オラザク RX-78部門 一次予選通過

皆様、こんにちは。こんばんは。

昨日発売されたホビージャパンにて
第23回オラザク選手権の発表がございました。

発売される日の地域差や、定期購読の配送が一日遅れている…
という情報を知ったので
自分の結果はネタバレ…というと大袈裟ではございますが
内容を一切伏せてツイッターを更新したりしておりました。

で、一日経過して
昨晩の内に皆様色々とご報告しているのを見ましたので
今日、自分の事はお伝えしてもいいかな~と思った次第でございます。

昨年のサタンガンダムはいわゆる切手サイズ参加紹介のみでしたが
orazaku-kekka-b.jpg
今年はなんと!一次予選通過しておりました!!!

う…嬉しい!!!!!

高みを目指している方ならば
上位入賞を狙って予選通過だけでは満足出来ないかもしれませんが
まさか、雑誌で眺めるだけだったオラザクの予選を通過したとは…

頑張って制作してみるものだな~と思いました。

というのも、今回のRX-78部門の規定というのが
一番最初に発売されたガンプラの「1/144ガンダム」のキットを使うのが
最大の条件でございました。

まぁ、いまになれば「そうだよなぁ…当たり前だよなぁ…」と思うのですが
その情報を最初に知った僕は
「1/144スケールのガンダムならば何でもいいのかな?」と
猛烈に勘違いしてFGキットのガンダム(1/144)で制作に入りました。

確か…一番最初のHJ誌での発表だと、そういう表記が無かったのです。
で、オラザク締め切り1週間前になって不安になり
ホビージャパンの公式サイトのオラザク応募ページで規約を読み直してみて
「ガンプラ発売1号のガンダムのキットを使う」と記されていて
ヤヴァイ…間違っていたぁぁ!!!!!!!

と猛烈に後悔し、それまで制作していた作品が無駄になったのでした…

まぁ、自分が悪いのですけど。

そこで、旧キットの初代ガンダムを探そうとしても
僕の地元では完売していて見つかりません。
通販だと受け取るまでのロスが出来てしまいます。

どうしよう…と愕然として
いままで作っていたFGガンダムで他部門に出そうか?とも悩みましたが
よ~~~く考えると、その僅か前のお盆の時期に
地元の大型リサイクルショップで初代ガンダムの付録キット(雑誌付録の初代ガンダム)を
偶然入手していたことを思い出し、そちらを使って組む事にしました!

あぁ…危ない。
その当時のブログにもこの事を記しているとは思いますが
g-144-kumi01.jpg
とりあえず、その訂正制作初日に組立てました。
g-144-kumi02.jpg
初代ガンダム…作るのは人生で2度目
最初に作ったのは小学2~3年の頃かなぁ…
ガンプラブームが落ち着いて、ようやく念願だった1/144ガンダムを入手できたのでした。
g-144-kumi03.jpg
そうだよ。
ビームサーベルがバックパックを突き抜ける構造でした。
懐かしい…画像だと、もうカットしてありますけど
付属ビームサーベルが4本だったから、2本はカットしました。

で、握り手はパテで埋めて、合わせ目を消して
そういう処理を行って下地塗装(ベース白)を缶スプレーで噴いたのが
2日の作業で…締め切りまで残り4日しか残ってませんでした。

組立て最中とか、仕事中とか(それはどうだろう…)
塗装に入る前にどういう塗り方を行うか?考えたのですが
割と早い段階で突然・突発的に
「ガラスっぽい表現で塗るのがいいのでは?」と思いついたのでした。

それなら、元キットのスタイル変更等を行わずに筆塗り表現だけで済ませられます。
実はガラスで出来た初代ガンダムがありました~的なノリで…

そうすれば下地が白で、下に敷く紙も白なら
塗装する手間も省けるかな~なんて思ったのですが
残り4日で完全に満足できる筆塗りが終わる事も無く
自己採点でギリギリの60点
皆様にお見せできる最低ラインの出来栄えにはなったのかな…と判断して
締め切り最終日に撮影を行って何とかウェブ投稿を終えたのでした。

一応、普通の白の紙を敷いたり
自分で描いた影を入れ込んだ紙を敷いたり
g-144-wc01.jpg
キャンバスを敷いてみたり
黒布を敷いた状態で撮影を行いました。

その中の10枚(規定枚数)を選んで投稿しましたが
ガラスっぽい表現にしたけど、自分で見て巧く出来ている部分と
そうでも無いのかな~なんて思う多数の部分がありつつも
ガラスで出来たガンダムを描いてみた、的な文章も添えたような気がします。

もう忘れちゃったなぁ…

もっと細かい描写をしたかったのですけど
期限ギリギリなのでコレが限界でした。

で、締め切り翌日位にはツイッター上に応募した作品画像が流れてきて
コレはヤヴァイ、RX-78部門上位2作品はもう決まったも同然じゃないの??
と思いつつ月日が流れ
昨日の発表の時を迎えたのでした。

何も情報を知らない状態で表紙をめくって
お知合いの方々の受賞に感動したり
予選通過作品の閲覧している内に
「やっぱり、オイラはヤヴァイ作品を出してしまったなぁ…」と
後悔やプレッシャーが襲ってきました…

が、RX-78部門のページをめくると
自分の作品が予選通過しているのが一番に目に入ってきて
思わず笑ってしまいました!!!

よかったぁ~~~
こういう事もあるんだなぁ~と。

まぁ、正直に申し上げますと
RX-78部門の応募総数が意外と少なく
僕みたいに使用キットを間違えた状態で制作を進めてしまった方が
応募作品一覧画像に何点か確認できたのでした。

うぅむ…1週間前でギリギリ過ぎたけど
間違いに気づいて規約に則り強引に作り直して完成させたのは
本当に良かったなぁ…と一安心しました。

物凄い強引な改造を行う方が多いのかな…なんて想像していたので。

しかし、何はトモアレ
目標にしていて、そうなればいいな~と思っていた
一次予選通過は本当に嬉しかったです。

もう、演出というか、一発ネタで押し通るしかないかな…とは思っていたので。

でも、予選を通過した事で得点という評価を頂けたのですが
「64点」という事は
審査員の方々が10人居られて、一人10点の採点…のはず。

なので、個人差があるにしても
僕の作品に審査員モデラー様が最低でも3人は
7点以上の採点をしてくれたと思うと…コレも本当に嬉しいです。

中には3点くらいの厳しい得点もあったのかもしれません。
筆塗り表現だけですし…

それでも、そうだとすると64点までに合計するなら
7点以上の得点を与えて下さった方も居られるのかな~なんて想像すると
審査員の方の中の一人にでも良い評価を頂けたのであれば
それは本当に光栄な事だと思いました。

誰か一人にでも強烈に印象に残る作品ならば大満足ですので。

そんな、採点の事も考えたり出来るのも
予選通過出来たからだなぁ…と実感するのでした。

という訳で、激動の1日、昨晩を過ごしたのですが
このオラザク発表というのが
凄腕モデラーさんの多くとお知り合いになれた事で
本当にお祭りみたいに盛り上がる事が出来るのだな…とも実感しました。

本当にこの感覚は味わった事が無かったですねぇ。
う~ん、模型復帰して約3年。
こういう状況になるとは全く想像しておりませんでした。

この気持ちを忘れずに
これからもっと良い作品を作り、塗る事が出来るよう
日々精進を重ねて行きたいです。

今日は自分の作品を少ししか紹介していないので
明日以降のブログで筆塗り過程を…少しだけですけどお伝えします。

写真撮影している余裕も無かったし
あまり変化も無い…作風でした。

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