皆様、こんにちは。こんばんは。
2011年の大震災から11年が経過しました。
なんだか…あっという間だった気もしますし
その間に随分と色々な事も変わってしまった気がします。
当時、一緒にいたおばあちゃん
その日、親戚の自動車修理工場に行こうとしていて
工場の社長も天国に旅立ってしまいました。
天国が平和で穏やかならば良いのですが
この世は…なんだか妙な事になってしまっているよ、
とお伝えしなくてはならないのは残念です。
平和で変わらないよ~とは言いづらいです。
今日も外からは強風が影響する音が聞こえてきますが
震災の当日、大地震が発生して大津波警報が僕の地元でも出ました。
自宅には元気でしたが高齢のおばあちゃんもおりますし
非難するとしたら…おばあちゃんの実家、山の方に連れて行った方がいいのかな…
なんて考えたりしましたが
とりあえず、様子を見る為に自宅裏の海岸堤防に行きました。
歩いて2~3分。
僕の地元は東海地震の備えの為か?海岸線に物凄い高さの堤防があります。
一番高い所で海抜15メートルくらい。
正直、山側に逃げたり、街中の高い建物に移動する時間を考えたら
海の間近ですけど堤防の上に居た方が…正直安全です。
15メートルの堤防を越えてくる津波が起きたら…
僕の自宅も津波にのみこまれますし、
津波のスピードが想像できませんが車で避難する時間も無いかもしれません。
一応、南海トラフ等の地震の想定でも
僕の地元、海岸が急深な構造等があるのかもしれませんが
津波の想定は最大で5メートルになっております。
5メートルだと…ギリギリ僕の自宅は何とか大丈夫なのですが
駐車場は水に浸かるかもしれません。
地形的に海に向かう方が高台になっているので
避難先は自宅から歩いて1分くらいの
堤防横の松林と設定されていて
避難訓練では地域の方々と何度もその場所に集まっております。
話が逸れた気がしますが
そういう土地柄ですので、311の当日
大津波警報が発令されて津波の到着想定時刻も発表されていたので
一番の高台である堤防の上で海岸を見ておりました。
堤防の上の道を消防車が警戒の為に走っていました。
そして、自宅の隣のおじさんも見に来ていて
どうなるのか?なんて話をした事も覚えております。
その日は物凄く風が強く、天気はそれなりに良かったのですが
今日みたいに暖かい日では無かったです。
強い風で体温が奪われていく…記憶も鮮明に残っていて
着用していたN-2Bの事も覚えております。
僕の住まいは温暖な地域ですけど
震災の影響を直接受けた東北の地では
とても寒かったでしょうし、当時の映像に雪が舞っていたのを覚えております。
突然やってくる災害に対して何かが出来る訳でもありませんが
多少なりとも家の備えをしておいて
命を守る事を最優先に行動しなければいけない。
それを、当時のニュース映像を見て思った事でした。
そして、命の大切さをみんなが充分わかっているのに
命が一方的に奪われていく…そういう世の中の状況が遠い場所で発生していると思うと
なんとも言い切れない気持ちになります。
平和、安全が一番。それしか毎回記す事が出来ないのでした。
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