サステナニッパーアドバンス (プラモ向上委員会)

皆様、こんにちは。こんばんは。

今日から、いや正確には昨晩から冷え込むと聞いていたので
厚手の毛布を用意して寝ました。
暖かすぎて快適でした。

でも、これ以上の防寒対策が無いので
あとは…耐えるのみですねぇ。

僕の地元は雪が降りませんが
ニュースで大雪・車が高速道路で立ち往生している姿を見ました。
う~ん。
僕なんて雪の無い場所で生活しているので
雪耐性が無いからこそ、雪に対しては最大限の警戒をしてしまいます。

僕の地元で最後に雪が積もったのは…10年位前に植え込みとかに
1センチくらい積ったのが最後かなぁ。

今年はまだ雪が舞う姿を見て無いです。
昨年は見たかなぁ…記憶に無いです。

さて、昨日ですが地元の模型屋さんから
注文していた品が入荷したと連絡を頂いたので
閉店間際に出かけてきました。

購入した品がコチラです。
nipper-sustena01.jpg
模型用道具・工具・グッズを制作している
「プラモ向上委員会」から発売された新商品
「サステナニッパーアドバンス」です。

昨年の静岡ホビーショーでプラモ向上委員会のブース前を通った時に
このニッパーのサンプル展示がありまして
実際に手にも取らせて貰ったのですが…
最高のニッパーだ!!と実感して、地元模型屋さんに予約を入れたのでした。

予定では夏頃発売…と聞いたのですが
年をまたいで、今週ようやくの発売となったのでした。
いや、入手出来て良かったです。

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このサステナニッパーの優秀過ぎる点は
片刃なのですが、その刃を交換できる!!!という所です。

模型用のニッパーは薄刃で片刃というのが広まっているのですが
そのニッパーは…どのニッパーとは言いませんが
よく刃が欠けてしまう…らしいです。見聞きしてますが。

僕が使っている片刃ニッパーは童友社の片刃ニッパーなのですが
2018年はじめくらいから使いはじめて…
ず~~~っと使い続けられていて、とても重宝しておりました。

でも、多少刃の切れ味が悪くなった気もして
小さい砥石で研ぎつつ使い続けてました。
最近では閉じた時に広げる為の反発用のバネが…弱ってきてました。

新しいニッパー、どうしようかな…と思い始めた時に
発表・展示されていたサステナニッパーを見て
「次はコレだ」と決意していたのです。

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片刃の刃の部分だけを外して、交換する事が出来る訳ですから
ニッパー全体を交換する必要がありません。
エコです。

そして、個人的にありがたい点でもありますが
刃を外して砥石で研ぐのが容易なのも嬉しい点ですね。
今までは…ニッパーをそのまま砥石で研ぐのに
どうしても小さい、入り組んだ場所だったので苦労してました。

このサステナニッパーの刃は外せるので、砥石で研ぐにも便利なのでした。
刃が欠けるまで、おそらく何度も研いで使い続けられると思います。
デザインナイフの刃ですら、交換せずに研いで使い続けているくらいなので…はい。

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コチラが中身です。
ウレタンで型抜きされていて、そこに付属品が一式キッチリ収まっています。

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ピンボケしていて恐縮ですが
ニッパーの片方にだけ刃があり、その部分が取り外し交換可能になっています。

あ、物凄く大切な事なのですが
ニッパーを握った時に親指側に刃があるのも僕にとっては大切な点です。

片刃のある場所が違うと…使い辛いニッパーになってしまうのです!
僕は普段からデザインナイフである程度の処理を行うのですが
その際にナイフの刃が握った時にあるのが親指側なのです。

つまり、片刃ニッパーも親指側に刃が有る事で
とても扱いやすい、普段から慣れている使い方が出来るのです。
これは…本当に大切な事なので、もっと広まって欲しい部分なのですけどねぇ…

有名ニッパーは逆方向に刃があるので
使わせて貰ったら…パーツをえぐりました。

nipper-sustena06.jpg
付属品は専用のドライバーと、その差し替え持ち手・グリップ部分。
そしてニッパー先端を保護するカバーも専用の品が用意されています。

お値段は税込みで4400円でした。決して高価では無いと思います。
替刃も3個セットで990円。
ニッパーを丸ごと買い替える事を考えたら、とてもリーズナブルです。

で、昨日の模型屋さんの話になりますが
折角なので、ランナーが残っているキットを持ち込んで
店長さんと使い勝手をお店で試してみる事にしました。
gundam-ayame-01.jpg
ダイバーアヤメを組んだ後で、余剰パーツが大量にあるので
このパーツをニッパー購入後に開封して
店長さんと二人で試し切りを行ったのです。

結果ですが…めっちゃ切れます!!
刃が薄いので、ナイフ代わりに使っても
ゲート処理できるくらいなのです!!!

便利過ぎる…

店長さんはお店のストックにあるクリアパーツをランナーから切り出していましたが
それも容易だったみたいなので、何も問題は無さそうです。

でも、やはり薄刃なので硬すぎるパーツや
あまりに大きいランナー部分を切り出すのは危険かもしれません。

個人的に気になった所といえば…
ニッパーの形が工具の普通のニッパーと同じっぽい感じなので
ちょっと野暮ったいといいますか、繊細なイメージでは無いですね。
慣れれば気にならないと思いますが。

あと、これはどうしようも無い部分でもありますが
普段使っている童友社の片刃ニッパーと比べると…重いです。

取り換え部分にパーツが多いので重くなって当然ですが
今まで使っているニッパーが逆に軽くて便利だったのだと
気付かされる部分でもありました。

この1月はプラモを毎日1体パチ組み…する目標をたてていますが
これからは新ニッパーで作る事になると思いますので
作業効率がどう変わるのか?それも気が向いたらブログに記します。

あ、後とても大切な事なのですが
模型屋さんに話を聞いた所、既に問屋さんの在庫が無いみたいです。
替刃も。

なので…大きな模型店なら在庫があるかもしれませんが
再生産がいつになるのか?分かりませんので
気になる方は…まぁ、モデラーさんしか必要としないと思いますが
刃の交換が出来る便利なニッパーが欲しい方には
とてもオススメの模型道具でございます。

もう、今年の一番買って良かった品に認定です。
2024年、これ以上に良い品に巡り合う気が…無いと思いますねぇ。

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