捨てサフ

皆様、こんにちは。こんばんは。

昨日、現在制作中のプラモ2体にサーフェイサーを噴きました。

で、これから筆塗り塗装…に入りたい所なのですが
サーフェイサーのグレー一色でプラモの表面に噴き付けると
キットそのままの状態では判り辛かった傷や処理が甘い所が浮き彫りになります。

グレーだと陰影がついて見やすくなるのです。多分。

今回の2つのキットも…中々手こずるキットだったので
キッチリ接着にパテ等を持ったつもりでしたが…
サフ噴いて、今日チェックしたら隙間だらけでした。

止む無し。

という事で、一発で綺麗に出来るとは思っておりませんでしたので
面倒ではございますが、ここから傷の補修を行います。


全然画像がありませんけど。

今回は手早く、お手軽に隙間を埋めたかったので
タミヤの光硬化パテを使う事にしました。

普通のパテより結構お値段が良いのですが
光を照射する事で、早く固まる…という便利なパテなのです。

あと、ペースト状で補修箇所に塗りやすいのも特徴だと思います。

光硬化パテを盛って、念の為に電気スタンドでパーツを照射しましたが…


一向に固まりません!!!!!!

う~ん…
明日、日の当たる場所にパーツを放置して
帰宅する頃に固まってくれているといいのですけど…

工作時間が大幅に遅れてしまうなぁ。
これなら瞬間接着剤で固めた方が早かったです。

という事で、結局時間をかけてしまう事になりましたので
全く良い事にはなりませんでした。
もっと丁寧に下処理を行うべきなのでしょうが
もう…歳という事もあるのか?細かい部分まで見づらくなっているのも事実です。

サーフェイサーを噴いて傷等をチェックするという言葉として
「捨てサフ」という模型用語があります。

サーフェイサーを噴くのは、これから塗装を行う前の
下地を作るという意味合いもありますが
捨てサフというのは、傷等のパーツチェックを行う為のサフ噴きで
傷等が判ると、補修して削ったりするので
結局、もう一度サーフェイサーを噴く必要が出るのです。

なので、一旦捨てるサフ噴き…という意味合いで
捨てサフ、という言葉が誕生した…と思います。

当然ながら、その分だけ模型作業の手数が増えてしまうので
時間も手間もかかるのですけど
綺麗な仕上がりの作品を作る為には…已むを得ません。

現在のプラモデルは精度が高いので
普通に組み立てるだけで、そこまでの隙間等が生じる事は無いのですが
ちょっと…手間取り過ぎるキットを選んでしまったなぁ…
と、猛烈に後悔しております。

本当に時間をかけていられないのですけどねぇ…
どうしよう。

とりあえず、明日とか即座にキットに手を付けられないかもしれないので
作品用の台座を作ったりしようかな…
時間を有効活用しなくては。

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