秋の3連休の初日。
という事で各地が賑わっているみたいですが
土曜日は普通に仕事です。
なので、土曜日発売のバンダイ新作プラモは普通に買えないのですが
コチラの新キットは入手する事が出来ました。

「ベストメカコレクション RX-78-2 ガンダム リバイバル版」です。
ガンプラ45周年を記念して(来年がおそらく45周年)
一番最初に発売されたガンプラ、ガンダムを
その当時のプロポーションながら、最新キットと同様の技術で新たに制作した
ベストメカコレクションという当時の名称を使いつつ
新作キットとして登場しました。
ややこしい部分もあります。はい。

その新キットの取説ですが
コチラも当時のデザインを踏襲しています。

少し頑張ってゲート処理だけ行って
急いで組み立ててみました。
なんか…懐かしい気持ちが蘇るデザインなのは間違いないです。
パーツ分類は非常に複雑化されていて
合わせ目が出るのは頭部、胴体、腰、膝裏くらいです。あと手首か。
手首なんて、ほぼそのままの再現なので
メカっぽさは全くないですね…人間の手と言っても問題無いディテールです。
一応、付属武器としてビームライフル、シールド、ビームサーベルが1本付属していて
ビームサーベルなんかは、背中のバックパック部分に突き刺して
ノズルがある部分から突き出るという所まで再現されております。
念の為、本物(?)の初代ガンダム画像がコチラです。

今日、昼に職場近くの家電量販店で
この初代ガンダムも一緒に販売されいたので
尚更ややこしい気持ちになりました。
当然ながら、ほぼ全ての箇所に合わせ目が生じますし
関節構造も最新キットとは全く異なるので
可動範囲も非常に限られますし、肩部分は接着して固定されてしまいます。
この、数年前に作ったキットですら…肩接着で動かなくなりました。
で、肝心な話なのですけど
今回の最新キットリバイバルガンダムですが
当時、ガンプラを作った記憶のある大人が作るには
子供の頃の事を思い出せたりして非常に良いと思います。
懐かしい気持ちも蘇りますので。
でも、普段からプラモを作っている方から見ると…
僕も思った事ですけど
今、最新技術を詰め込んだキットとして作らなくても良いのでは?
とも考え悩んでしまいました。

数日前に紹介しましたが
最新キットのRGガンダムVer.2.0もありますし…
45周年キットとして、最近のガンプラ不足の中で
生産ラインを削ってまで用意する新作だったのかなぁ?と。
お知合いのモデラーさんは発売日ながら買えなかったと聞きましたが
僕が出向いた時には…売り場から1個しか減っていない
という状況が見てわかる陳列在庫具合でした。
今の子供、若い子がわざわざ手に取って買うプラモでは無い気がしますし
1200円くらいの価格なので、その値段のプラモを買うなら
他のキットを手に取る気がするのです。
で、このリバイバルガンダムを必要とする方を考えると
当時のこのスタイルで再現させたいガンダムの姿があるのであれば
非常に便利…なのですけど
絶対に原型を留めない加工を施す凄腕モデラーさんだと思うので
非常に限られた方が使う…という事になってしまいます。
あと、1/144スケールのガンダムで言うならば

コチラがファーストグレードのRX-78ガンダム。

コチラが通常HGシリーズのガンダム・リバイブ版。
リバイブ版とリバイバル版と似通った名前…というのも
ガンプラ、というかガンダムあるあるの様なややこしいネーミングです。

忘れていました。
エントリーグレードのRX-78ガンダムもあります。
このEGキットの方が最新ガンダムとして
作りやすさとカッコ良さを両立したガンプラに相応しいかと思います。
リバイバルガンダム。最初は僕も買うつもりが無かったのですが
前記した通り、僕は特殊な使い方をするヘンテコなモデラーなので
買って組んでみようかな~と思ったのでした。
最新SEED系ガンプラでは無いので
そこまで売れる事も無く、再販も頻繁にされない気もしますが
当時ガンプラを作った事のある方に向けて…
という立ち位置としては、何だか微妙な雰囲気のあるガンダムだと思いました。
簡単に作れるので、組立てで大変な事はありません。
頭の中に「??」という記号が湧き出てくるプラモデルです。はい。
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