誤差

皆様、こんにちは。こんばんは。

明日は僕の地元の小学校の卒業式です。
甥も卒業を迎えます…時の流れが速すぎます。

という事で、中学校入学祝いとしてプレゼントする
自作のレザーウォレットを製作しております。

毎日ボチボチ進めておりますが
とうとう…色々なミスが出始めたのでご報告します。
イメージ 1
パーツ全体・一覧です。
カードケース(左下パーツ)がある程度出来て
コインケース(右下パーツ)のマチ部分を今日は縫おうと思います。

とりあえず、一応の形が見え始めたので
試しに全部を重ねて完成形を見てみようと思いました…
イメージ 2
が、所詮は素人設計のハーフウォレット(二つ折り財布)です。

まず、内側のカードケース・コインケースを取り付ける台座(札入れ手前側パーツ)と
カードケースがギリギリの横幅になっておりました。
…画像の部分が長いので、切り取ります。
それくらいなら支障はございません。誤差程度です。
イメージ 3
しかし、完全にやらかしてしまったのが
ウォレットの表側の革パーツです。

いわゆるウォレットの顔部分ですが
全部のパーツを重ねた状態で、2つ折りにしてみると…
赤い矢印部分だけ内側パーツが食み出してしまいます!!

つまり、表革が短いのです!!!

これは…リペアで何とかなるレベルではございませんので
革を別に切り出して、元々の設計数値より1cmは長い表革を用意しなければなりません。

う~ん
前に試作でハーフウォレットを作ったときも
若干内側パーツ側幅の方がギリギリのサイズ感になってしまいましたが
今回はもっと酷い有様だと、仮組み上げの状態で気づきました。
ちなみに、コチラがサイトにアップしてある試作ハーフウォレットです。

という訳で、長さが足りないのは継ぎ足せないので
もう一度、革からパーツを切り出します。

表側を+1cm強、内側札入れ内貼りを+5ミリくらい
元々の設計用数値に足して革を切り出します。

しかし、手元にこれだけ切り出せる量のヌメ革が無いので…
明日、地元のレザークラフトショップ(後輩経営店)に出向いて
再度革を買い足してきます。

という訳で、誤差どころでは無い失敗報告となりましたが
一番最初にロングウォレットを作ったときは、設計誤差は出ませんでした。

2つ折りハーフウォレットの方が
表革を折り曲げる分を計算して(余裕を持たせて)革を切り出さないとイケナイと
身をもって痛感致しました。

個人的な感想ですが、大きく見栄えするロングウォレットよりも
コンパクトで簡単そうに見えるハーフウォレット(2つ折り財布)の方が
作るのが遥かに難しいです…

精神的なダメージが大きいのですが
今日もボチボチ作業を進めます。

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