片刃簡易解説

皆様、こんにちは。こんばんは。

お腹の調子が改善されず
気づけば今年に入ってからロードバイクに乗っておりません。

口内炎も良くならず
むしろ舌の側面両側に口内炎が出来始めた気がします…

今の風邪って胃腸の調子が悪くなるという性質なのでしょうか?
だとすると、単純に僕のお腹が弱いというわけでは無く
風邪にやられているのかもしれません。

とりあえず、大人しく、体を冷やさないように心がけます。

今日は昨日お伝えした「片刃ニッパー」が
どういう使い勝手なのかお伝えします。
簡単なイラストを加えて紹介します。
(普段、プラモデルを一切作らない方への簡単解説です)
イメージ 1
片刃ニッパーはその名の通り、ハサミの片側部分にだけ刃が付いています。
上イラストですがこの様な感じです。
もう片側は平らな面になっております。

そして、イラスト右側が普通のニッパーです。

で、それぞれのニッパーでプラモデルのパーツをランナーから切り出します。
極端に表現しますが
イメージ 2
 
片刃ニッパーだと片側しか刃がありませんので
平らな面に向かって刃が向かい、切り口が斜め1方向だけになります。

普通のニッパーですと山なりの様な切り口になります。(青がプラパーツです)

少し解説させて頂きますが
一般的にプラモデル製造の際、プラスティックから金型に形成するときに
液体状プラを流し込むのですが
その型に流し込まれる部分をゲート(液体プラの通り道ですね)と言いまして
プラをパーツごとに切り外すときの出来るのがゲート跡と呼びます。

子供の頃はゲート跡なんか気にせず
バチバチとニッパーでプラパーツを切り外してガンプラを組み立てておりましたが
大人になってキレイにガンプラを作ろうとすると
ゲート跡がどうも気になってしまいます。

で、上2枚目のイラストがゲート跡の簡単な図になりますが
片刃ニッパーで切り落とすと斜め1方向の切れ口となります。

コレの何が良いのかと申しますと
ガンプラは(だけとは限りませんが)
ゲートの位置が大体パーツの端に寄っています。
イメージ 3
この様な感じですが、片刃ニッパーでゲートから切り外す際に
パーツ面の平らな方に向かって切り出せば
ゲート跡が端に寄り面に向かって斜め1方向になります。

更に片刃ニッパーは切れ味が良いので
この斜め部分を更に1~2回パーツをなぞる様に切る事で
一直線の切り取り跡に仕上げる事もできるのです。

なるべく手間暇かけずにガンプラを組み立てたい僕には
片刃ニッパーを使うことで
ゲート跡をナイフ削り、ヤスリがけの手間が減ります。

普通のニッパーを使うよりもゲート跡が片側に寄るので
ゲート処理の手間が簡単になるのです。
(失敗が減ります…)
ヤスリがけが苦手な僕にはとてもありがたいです…

実際に「HG THE-O」を組み立てる際に使ってみて
切れ味に驚いたので…これは楽だな~と
便利なアイテムが出たな~と感動しました。

ただ、唯一問題点があるとするのであれば
ガンダムの連邦系MSは直線的なパーツが多いので
パーツ面に対して片刃ニッパーをあてがう事で
キレイにゲートを切り取れます。

しかし、ジオン系等の曲線面デザインの多いMSのパーツは
ゲート位置も曲面に面している部分があるので
片刃ニッパーをゲートに対して深く入れすぎると
ゲートだけでは無く、曲面パーツを薄く削り取ってしまうので注意が必要です。

実際、THE-Oも曲面パーツが多いので
片刃をパーツに寄せすぎてゲート以上に削りとってしまいました…
そこまで厚くではありませんけど。

以上、素人モデラーが簡単に片刃ニッパーの解説を致しましたが
あくまで僕の使用感想ですので
どの様なニッパーを使っても楽しくガンプラを作るのが
一番良い事だと思います。  


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