ガンダム イラスト風塗装の仕上げ

皆様、こんにちは。こんばんは。

今朝、丁度8時頃なのですが
仕事場の椅子に座っていると揺れている…?様な感じがしました。

うねる様な揺れで自分の勘違いかな?
と思って近くのハンガーを見ると通常位置より3センチ程揺れていたのです。

地震だ!
うねる様な地震…まるで311の時のようだ…

と思ったくらいの瞬間にTVで緊急地震速報の事が伝えられ
大阪で大きな地震が発生したと知りました。
地震発生時刻より少し遅れて揺れが到達して
その後にTVで速報が流れました。

夜のニュースで断水、水の制限の事が流れていましたが
僕の自宅のある場所も水源からかなり遠い沿岸部なので人事では無く
永らくそのままにしていた
地震用の災害持ち出しバッグをチェックしておきます。

随分前のブログ(東日本大震災の頃)にも記したのですが
僕の地元では計画停電が発生しましたので
その時に電気に頼らない趣味として
ガンプラ製作が最適だな…と考えておりました。

まぁ、夜の時間に停電だと照明が無いので作りようもございませんが…
当時は19時頃の計画低電時には寝てました。

本日は昨日のブログ記事の続きとなる
「ガンダム イラスト風塗装」の工程をお伝えします。
イメージ 1
色々な過程の画像は…撮影しませんでしたが
コチラがアクリルガッシュで影を縫った状態の完成形です。

あえて絵の具で付けた影がわかりやすいように
フラッシュ撮影しました。

バズーカの白部分なんて適当にも程がある塗り方ですが
飾るときに使わないので大雑把にハイライト塗りを試しました。

この状態でも面白い仕上がりだと思いますが
最終工程としてガンダムのエッジ・窪み部分を黒くします。
イメージ 2
その為に用意したのが0.3ミリと0.9ミリのシャープペンです。
パーツのエッジと窪んだ部分にシャープペンの芯を使ってなぞり
黒で線画の様に強調させるのが目的です。

細いシャープペン(0.2ミリタイプ)は
芯の保護に金属パイプが伸びるらしいので
クルトガの0.3ミリを選びました。
あと、太い芯はエッジの書き出しに便利かな~と思ったので。

芯を伸ばして側面部分でなぞるようにエッジを書き込みました。
イメージ 3
で、作業途中の画像を撮影しておきました。珍しく。

腰パーツは左右でシャープペンでエッジを書き込んだ部分と
書いていない部分と分かれているので違いが判り易いかと…思います。

太い芯のシャープペンのエッジ書き込みは
広い面ではやり易かったのですけど
意外と0.3ミリ芯で細かい部分のエッジ書きがやり易かったのが発見でした。
イメージ 4
腰パーツ部分のエッジを全て書き込んだ状態です。
僕の中ではこの部分が一番楽しい作業でした。

なんというか、芯でエッジを書き込むと
線画の様な雰囲気を一番味わえる場所だったのです。
程よく立体的で、白パーツが多かったからかもしれません。 
 
パーツの窪み・凹み部分にはミリペンを使うのも良いらしいので
ミリペンも文房具店で購入して使いましたが
0.3ミリのクルトガでも凹み部分の書き込みが出来たので
シャープペンとミリペンを使い分けて書き込み作業を進めました。
イメージ 5
シャープペンの芯で書き込んだ部分に手で触れると
黒鉛が指に付着してエッジの書き込みも落ちてしまうので
クリップを持ち手に使ってエッジ書き込み作業を進めたり、
黒鉛の保護の為に艶消しスプレーを噴き付けて
仕上げを兼ねた工程で完成となりました。

胸の黄色いダクト部分も
暗めの影→元々の成型色→白のハイライトと塗り分けています。 
でも、全般的に影の塗装は大雑把です。
大きい画像だとバレバレですねぇ。
イメージ 6
普通の素組み状態から水性アクリル絵の具を使って
最後にエッジを書き込んで完成です。
上の写真は机の下で光を遮って撮影したものになります。

イラスト風な表現に見える…ような気がします。
他の画像はサイトにアップしてありますので
宜しければご覧下さい。

とりあえず初めてでしたが満足のいく仕上がりとなりました。
エアブラシを使わず、ラッカー塗料も使わないので
ニオイも気にならずに簡単・お手軽に仕上げられるので
初心者の方でもイラスト風塗装はオススメでございます。

ただ…結構時間がかかりました。
素組み(塗装前の組立て仕上げ)に5時間。
ベース影の塗装に2時間。
黒の塗装に2時間。
ハイライト・仕上げの影塗装に2時間。

そして今回紹介したシャープペン等での
エッジ・窪みの書き込みに…3時間以上経過したのです。

体感的にはトータルで15時間くらいかかったと思います。
まぁ、基本的にガンプラ作業はTVを流しながら行っているので
ながら作業での15時間くらいでございます。

これでHGガンダム・リバイブ版の作業工程をお伝えするのは終了です。
熱心に僕のブログをご覧頂いている方は何となくお気づきかもしれませんが
実は、イラスト風塗装を行う為に最初に作っていたのが
「HG V2ガンダム」でした。

でも、基本的な作業を行うなら
角ばったパーツの多いファーストガンダムの方が
イラスト風塗装を試すには良さそうだな~と急遽予定変更しました。

V2ガンダムはゲート処理に合わせ目消しを行って
艶消し塗装前状態で…放置されっぱなしです。

これから雨の多い日が続きそうですが
水性アクリル絵の具の塗装なら雨の日の湿気を気にせずに作業を進められるので
(湿気が多いと白化して…艶消しスプレーで大失敗を経験しています。)
当分はエアブラシを使わず(失敗が怖いので)
また、再度イラスト風塗装のガンプラ製作を進める…かもしれません。

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